5面加工|応原工業株式会社(広島)
こちらの記事では、5面加工の概要と実際の加工事例をご紹介いたします。
5面加工とは
5面加工とは5面加工機(門型マシニングセンタに旋回式のユニバーサルヘッドを搭載した機械)を用いて、テーブルとの設置面以外の5面を加工できる加工のことです。
主に、大型ワークの加工をする際に5面加工機が使用されます。上・前・後・右側面・左側面の計5面をワンクランプで加工することができます。
5面加工のメリット
5面加工には主に下記2つのメリットがございます。
1.段取り替えが少ないため、リードタイムの短縮が可能
先述した通り、5面加工機は、ワンクランプで加工することができるため、段取り替えの頻度が少なく済みます。特にワークのセットに手間がかかる大型ワークの加工現場において、5面加工機は使用されています。
*テーブルとの設置面を加工する場合は、加工物の向きを変える必要があります。
2.加工精度が高い
ワンクランプで加工ができるため、平行度・直角度・傾斜度の姿勢公差などの高精度化が図れます。
当社の5面加工機のご紹介
大型機械加工センターを運営する応原工業株式会社では、オークマ製の5面加工機を2台保有しており、最大ワークサイズ2,500×5,000にまでの加工に対応しています。
5面加工機MCR-A5C
マシニング加工の加工事例
フェンダー(鋳鉄、1,500×2,100)
こちらは、自動車業界向けにオークマの門型マシニングセンタで加工したフレーム(サイズ:680×850)です。
5面加工機を使用し、ワークを乗せかえることなく、フライス加工、及び穴加工を行うことで、リードタイムの短縮を実現しています。
5面加工のことなら、大型機械加工センターにお任せください!
こちらの記事では、5面加工の概要と実際の加工事例についてご紹介いたしました。
大型機械加工センターを運営する応原工業では、5面加工機を2台、その他の門型マシニングセンタを3台保有しています。300×300から2,500×5,000までの加工サイズの加工品を1個から製作可能です。条件により、6,000までの長尺部品も加工できます。
広島県から中国・四国エリアを中心に全国対応しています。大型マシニング加工のことなら当社までお気軽にご相談ください。