SS材の中・大型サイズの機械加工
こちらの記事では、SS材の機械加工の概要と実際の加工事例をご紹介いたします。
SS材とは
SS材(一般構造用圧延鋼材)は、炭素含有量が0.15~0.2%の低炭素鋼で、リンと硫黄の含有量を0.05%以内に制限した軟鋼です。流通量が多く、比較的安価であることから、切削加工性と溶接性に優れ、建築物の柱や梁、橋脚、船、自動車などの構造用部品に広く使用されています。SS材は、鋼板、形鋼、平鋼、棒鋼など様々な形状で流通し、機械部品やガイド版などにも利用されています。
代表的な鋼種はSS400で、強度面では炭素含有量が多いSC材には劣りますが、加工性と価格の面で優れています。SSの後の数字は、引張り強さの最小保証値(MPa)を表しています。
当社の中・大型サイズのSS材の機械加工
当社では、SS材の切削加工について□100程度から対応可能ですが、特に□300程度の中型サイズから、最大2,500×5,000までの加工を得意としています。1967年の創業以来50年以上、中・大型サイズのSS材の加工を行っており、高精度加工品を提供しています。
中・大型サイズのSS材の 機械加工の事例
ベースプレート(SS、20×800×1,680)
こちらは、ベースプレートベースプレート(SS、20×800×1,680)です。
マシニングセンタで位置だしを行った後、ラジアルで加工をしています。加工納期は長くなってしまいますが、お客様指定の加工コストを実現しました。
中・大型サイズのSS材の切削加工のことなら、大型機械加工センターにお任せください!
こちらの記事では、SS材の概要と、加工事例についてご紹介いたしました。
大型機械加工センターを運営する応原工業では、5面加工機を2台、その他の門型マシニングセンタを3台保有しています。□100から最大、2,500×5,000までのサイズを1個から製作可能です。
広島県から中国・四国エリアを中心に全国対応しています。中・大型サイズの精密加工のことなら当社までお気軽にご相談ください。