大型・大物サイズのプレートの機械加工|応原工業株式会社(広島)
こちらの記事では、大型・大物サイズのプレートの機械加工の概要と実際の加工事例をご紹介いたします。
金属プレートとは
金属プレートとは、その名の通り「金属の板」のことです。材質や板厚などによって様々な種類があります。当社では、特に大型サイズのプレート加工を得意としています。自動車や食品機械、その他産業機器など多くのお客様向けに加工をしています。
プレート加工について
プレート加工は、プレートの板厚が厚い場合、剛性が不足して加工精度が低下することがあります。一方、板厚が薄い場合には、熱変異の影響を受けやすいため、加工品に歪みが生じることがあります。また、歪みの程度や方向を確認し、必要に応じて調整作業を行うことが重要です。同時に、歪みの原因となる加工条件を改善したり、焼鈍処理をすることで、歪みの発生を抑えるといった対策を行う場合もあります。
板厚に応じた加工方法を選択し、加工条件を適切に設定することが重要です。
大型・大物サイズのプレート加工に必要な設備
大型プレートの機械加工において重要になるのが、設備です。大型機械加工センターを運営する応原工業株式会社では、オークマ製の5面マシニングセンターを2台、門型マシニングセンタを2台、OKKの門型マシニングを1台保有しており、高精度な加工が可能です。□300から、最大2,500×5,000までのサイズに対応しています。
大型・大物サイズのプレート加工の事例
プレート(SS、1,350×2,400)
こちらは、オークマの門型マシニングセンタで加工したプレート(サイズ:1,350×2,400mm)です。
ガス切断された黒皮材を仕入れ、仕入れ段階で発生していた反りを考慮しながら、要求される精度をフライス加工にて実現。その後、穴加工いたしました。
EV部品製造装置向け プレート(SS、1,490×2,990)
門型マシニングセンタで、大穴加工、横穴加工、面取り加工を行い、ラジアルボール盤にて小穴加工とタップ加工を行っています。
大型プレート ポケット加工(SS,30×1,500×2,100)
フライス加工の回数や削り代に注意しながら慎重に加工することで精度を確保しました。
ベースプレート(SS、20×920×94)
マシニングセンタで位置だしを行った後、ラジアルで加工をしています。
食品機械用プレート(SUS403、27×580×800)
プレート厚が27mmと薄い設定なので、熱変異による歪みが発生しないように切削速度を調整することで精度を実現しました。
大型・大物サイズのプレート加工のことなら、大型機械加工センターにお任せください!
こちらの記事では、プレート加工の概要と実際の大型・大物サイズの加工事例についてご紹介いたしました。
大型機械加工センターを運営する応原工業では、5面加工機を2台、その他の門型マシニングセンタを3台保有しています。最大、2,500×5,000までのサイズを1個から製作可能です。
広島県から中国・四国エリアを中心に全国対応しています。大型・大物サイズのプレート加工のことなら当社までお気軽にご相談ください。