大型機械加工品を依頼する際のポイント
大型部品や長尺物の設計や加工メーカーへの依頼を考えている際に
「この図面で問題なく作れるだろうか」「もっと良い進め方があるのではないか」
というように考えられる方は少なくないのではないでしょうか。
大型部品は、材料も大きく加工にも時間がかかるため、仕様等の変化でコスト・精度・納期に大きく影響することがあります。
本記事では、「発注時にこんなことをお伝えいただけると、スムーズに・良い品質で・無理のないコストで進められます」というポイントを、いくつかご紹介します。
なぜ「図面確定前の相談」が重要なのか
大型部品加工では、依頼時に「この形状は段取りが難しい」「この公差はこの寸法では出しにくい」といった課題が見えてくることがあります。図面がすでに確定していると、そこから設計を戻すのは大きな手間になり、納期にもコストにも響いてしまいます。
一方で、図面段階でご相談いただければ、加工性を踏まえたご提案ができ、結果として、手戻りが減り、品質が安定し、コストダウンにもつながります。
大型機械加工品を依頼する際のポイント
以下は、ご発注のタイミングで下記を加工メーカー側にお伝えいただくと、手戻りなく案件をスムーズに進めることができます。
1. 本当に必要な寸法精度(公差)の範囲を伝える
1/1000レベルなどの寸法精度が求められる場合もあり、その精度で本当に問題ないか、図面とは別にコメントをしていただくと確認の手間も省け、スムーズに案件を進めることができます。
2. 歪みなどの最終形状も加味して、どんな風にしてもらいたいかを伝える
最終形状を含め、どのような製品にしてもらいたいかをまず伝えることが重要です。また、その他にも用途や使用環境なども具体的にメーカーにつたえ、なぜこのスペックなのかといった意図を伝えると、製品品質の向上にもつながります。
3. 検査の有無をまず記載する
ほとんどの場合、検査の有無が書かれていない場合が多いですが、「図面通りにできていれば良い」「機械精度で良いか」「検査が必要か」といった内容を予めメーカーへ伝えると確認の手間も省けスムーズに案件を進めることができます。
図面や仕様が固まる前でも、お気軽にご相談ください
大型部品加工や長尺物の加工でも、設計・図面段階で情報を共有すると、手戻りが減り、品質が安定し、コストも抑えやすくなります。
大型部品・長尺物の加工でお困りごとやご検討中のことがありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。加工の視点から、ご一緒に最適な形を探させていただきます。
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